「清濁併せ呑む」とは?意味や使い方を解説!

「清濁併せ呑む」ということわざを一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「清濁併せ呑む」の意味や使い方・例文などを紹介します。

目次

  1. 清濁併せ呑む
  2. 清濁併せ呑むの意味とは
  3. 清濁併せ呑むの類語・英語
  4. 清濁併せ呑むを使った文章・例文

清濁併せ呑む

清濁併せ吞む」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

政治家・監督・社長など、人の上に立つ人物に対して多く用いられ、「清濁併せ吞む度量の持ち主」というような使い方をされますが、みなさんはその意味をご存知でしょうか。この記事では「清濁併せ吞む」の意味や使い方、また「清濁併せ持つ」などの誤用についても解説していきます。

清濁併せ呑むの意味とは

清濁併せ吞むとは、「善人も悪人も分け隔てなく受け入れること」を意味します。

海は緩やな流れる綺麗な川の「清流」と、激しく流れる濁った「濁流」のどちらも流れ込んで海となっていることから、どんな人間や意見でも受け入れる度量の大きい人物のことを指します。

よく一人の人物が良い面と悪い面を両方持っている意味で「清濁併せ持つ」という使い方がされますが、これは誤用なので注意が必要です。正しくは前述したように、どちらの意見や考え方も受け入れられる人物という意味になります。
またごく稀に「清酒」と「濁り酒」のどちらも好きだという意味に捉えられるケースもあるようですが、こちらも同じく間違いですので注意しましょう。

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清濁併せ呑むの類語・英語

類語には、「来る者拒まず」「寛容的」などが挙げられます。こちらの方が「清濁併せ吞む」よりも日常的に用いられています。

また英語では「take the rough with the smooth(粗い物と一緒に滑らかな物も手に取れ)」という表現がされます。

清濁併せ呑むを使った文章・例文

  1. 人の上に立つ以上、彼のように清濁併せ呑む度量の大きさを持ち合わせていなければならない。
  2. 清濁併せ吞むとはいうが、自分はどうしても正しいことにだけ考えが傾いてしまう。

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