「もとい」とは?意味や使い方を解説!

「もとい」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「もとい」について解説します。

目次

  1. もとい
  2. もといとは
  3. もといの語源
  4. もといの使い方・例文

もとい

もとい」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

耳にしたことはあるけれど、意味の理解があいまいで使いこなせないという方も多いのではないでしょうか。

実際、誤用されやすい言葉でもありますから、今回はこの言葉の意味や語源、類語などを解説していきます。こちらで覚えて会話でも使ってみましょう。

もといとは

もといとは、「前言を撤回/修正するとき、または会話の内容を初めに戻したいときに使う言葉」です。漢字は「元い」です。

ただし、ほかの意味を持つ≪もとい≫もあり、たとえば、「基」または「本意」の漢字をあてると、意味は「物事の根本、基礎。建物の土台」などになります。漢字が違うと意味も違ってくるので誤用しないように気を付けましょう。

これを使う際は「○○○、もとい、△△△」のように、言った内容を修正するようにして使います。口語で置き換えると「○○、いや、じゃなくて、△△だ」「○○、アッ違った、△△です」のようなかんじですね。
おなじような意味を持つ類語には、「改め」「訂正」などがあります。

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もといの語源

もといの語源は「元結い」にあります。

元結いとは、お相撲さんの髷(まげ)を結うときに使われる紐を指します。髷をはじめから結いなおすことから、もとにかえる=初めから言い直す/やり直すといようになったといわれています。
ただし、他にも軍隊の掛け声である「もとへ!」が語源であるという説もあります。

もといの使い方・例文

1.私の祖母は明治、もとい、大正生まれです。
2.明日の合同練習は体育館、もとい、中央講堂で行います。

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