熱盛(あつもり)
「熱盛」という言葉の意味や使い方について解説します。
日常会話で使う機会は少ないですが、皆さんは熱盛という言葉をご存知でしょうか。
ある番組の演出で使われている言葉になります。
番組中のハプニングがきっかけで、一時期ホットワードになりました。
その後、ネットスラングとしても使われるようになり、今でもネット上で流行しています。
知らない人の方が多い言葉なので、この機会にハプニングの内容と共に熱盛について深く知っていきしょう。
熱盛(あつもり)の意味とは
熱盛とは、「テレビ朝日のニュース番組である報道ステーションの演出のことで、野球の盛り上がる熱いシーンを紹介する際に差し込まれる音声とテロップ」という意味になります。
熱く盛り上がったシーンの略で、報道ステーションの出演者である元野球選手の稲葉敦篤紀さんの名前を捩った言葉だと推測されます。
なぜ、ネット上で流行っているかというと、野球コーナーとは関係のないニュースを取り上げている際に突然、「熱盛」と画面上に出てしまったことがきっかけとされています。
事件が起きた現場との中継中という緊迫した空気の中、唐突にコミカルな音声と共に熱盛というテロップが出現したことが話題になりました。
また、アナウンサーが「熱盛と出てしまいました」と真面目に訂正をしたことも妙なシュールさがあり、ホットワードになりました。
その後、「熱盛」という言葉がネットスラングとしても流行しました。
熱盛(あつもり)を使った文章・例文・使い方
- 緊迫したニュースの途中で歌舞伎の発声のような音声と共に熱盛というテロップが出現したので、その緊張と緩和に思わず笑ってしまった。
- 熱盛の放送事故に畳みかけるようにアナウンサーが「熱盛と出てしまいました。」と真面目に言うものだから不謹慎ながら笑ってしまった。