同じ穴の狢
「同じ穴の狢(おなじあなのむじな)」という言葉の意味や類語、同じ穴の狢を使い方・例文について解説します。
読むのが難しいことわざの1つとして、「同じ穴の狢」があります。
インターネットで検索すると「同じ穴のムジナ」が上位に表示されることもあります。
そんな読むのが難しい同じ穴の狢ですが、意味もなかなか間違いやすい意味があります。
文字だけでは意味が理解できないこのことわざ、この機会に、同じ穴の狢についてしっかりと理解しましょう。
同じ穴の狢の意味とは
同じ穴の狢の意味は「ぱっと見、違うように見えても仲間または同類であること」を表します。
このことわざで注意が必要なのが「仲間または同類」は「悪いことをした人」を表すことがほとんどです。
目上の人に向かって「あなたと僕は同じ穴の狢ですね」という発言は誤用になる可能性が高いので注意しましょう。
また、狢というのは、地域によって差があるが、主にアナグマのことを表します。
同じ穴の狢の類語
- 同じ穴の狸
- 同じ穴の狐
同じ穴の狢の由来
同じ穴の狢は、頭が良く穴の掘れない狸が、穴掘りの上手な狢の古い巣を利用したり、時には一緒に住むことがることが由来と言われています。
同じ穴の狢の使い方・例文
- あんなにミスについて怒ってたのに、自分も同じミスやらかしてるじゃん。結局、同じ穴の狢ってことだね。
- 捕まった彼とは違うと思い込んでいたが、間違っていた。同じ穴の狢だったんだ。