タッチアップ
野球の試合中継を見ていると解説の人などが「タッチアップ」という言葉を使っているのを耳にしたことがあるかと思います。
しかし、「タッチアップ」という言葉は野球に詳しくない人にはピンとこない言葉ですよね。また実は「タッチアップ」は建築現場の工事で使われたり、女性のメイクに関する言葉だったりと複数の意味を持ちます。
この記事では、そんな「タッチアップ」について解説していきます。
タッチアップとは
タッチアップとは、「野球」や「建築現場の工事」や「女性のメイク」でよく使われる言葉でそれぞれ意味が異なるので解説していきます。
野球におけるタッチアップ
野球における「タッチアップ」とは「味方の打ち上げた球を相手が捕球した時にランナーが次の塁を狙うこと」を表します。
ツーアウト以外でランナーが2塁または3塁にいる状況で味方打者が外野の奥深くに打ち上げた場合によく行われます。
ルールとして、相手が捕球した時にタッチアップが可能となるため、ランナーは打ち上げた球を相手が捕球するまで塁上にいなければなりません。
また、走ったランナーをアウトにするにはボールを持った人がタッチする必要があります。
本来は「タッグアップ(Tag up)」と呼びますが、日本ではタッチアップと呼ぶことがほとんどです。
工事現場におけるタッチアップ
工事現場における「タッチアップ」とは「塗装工事で一度仕上げたところを部分的に修整すること」を表します。
錆止めの塗装が傷により剥がれている箇所の塗り残しを修整したり、幕板などを釘止めした際に釘を隠すために塗装するときに「タッチアップ」が行われます。
女性のメイクにおけるタッチアップ
女性のメイクにおける「タッチアップ」とは「メイク用品を肌につけること」を表します。
お店に行った際に、使い心地や色を確かめるために「タッチアップ」行われることがあります。
タッチアップの使い方・例文
- 今日の試合はタッチアップの1点が決勝点となり勝利を収めた。
- タッチアップ作業がなかなか終わらない。
- 店頭でタッチアップした化粧品を給料日になったら買いに行こう。