「こってり」とは?意味や使い方を解説!

「こってり」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「こってり」について解説します。

目次

  1. こってり
  2. こってりの意味とは
  3. こってりの使い方・例文

こってり

皆さん、料理は「こってり」系が好きでしょうか。
それとも「あっさり」系でしょうか。

特にラーメン愛好家の間では、圧倒的にこってり系の味が人気ですね。体に悪そうではありますが、やめられない中毒性を持ったこってりラーメンにはつい手が伸びてしまいます。

というわけで、今回は「こってり」という言葉について詳しく解説します。

こってりの意味とは

こってりとは「濃くてしつこいさま」あるいは「嫌というほど」という意味です。
対義語は「あっさり」です。

前者の場合は、主に料理に対する形容として使われます。
最もよく聞くのはラーメンのスープに関してでしょう。脂が多く粘度の高い、濃厚な味わいの「こってり」としたスープのラーメンは、マニアをひきつけてやまない魔性の味と言えそうです。

後者の意味では、「こってり油を絞られる」と言えば分かりやすいでしょうか。「油を絞られる」はこの場合「叱られる、小言を言われる」という意味です。
長々と小言を言われている人間の心情を、体の脂をギュウギュウ搾り取られるようだと、的確に表した言葉です。

大阪弁で「その性質が色濃く表れている、典型的な」という意味の言葉「こてこて」は、「こてこての関西人」などと使いますが、この「こってり」という言葉が語源になっています。
特有のキャラクター性が「濃厚に」表れている様子から、「こってり」を語源とした方言となっていったようです。

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こってりの使い方・例文

  1. こってりした料理が好きなら、3丁目にできた中華料理店に行ってみるといいよ。
  2. しょっちゅう寝坊して遅刻してしまうので、先生にこってり絞られてしまった。

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