「つくづく」とは?意味や使い方を解説!

「つくづく」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「つくづく」について解説します。

目次

  1. つくづく
  2. つくづくの意味とは
  3. つくづくの使い方・例文

つくづく

皆さん一度は「つくづく」という言葉を見たことがあるでしょう。

しかし、その意味について解説してくださいと言われたら、正確に説明するのは意外と難しそうです。

また、「つくずく」と表記している方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは誤表記であるということはご存じでしたか?

今回は「つくづく」という言葉について詳しく解説します。

つくづくの意味とは

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つくづくとは「深く考えたり、感じ入ったりするさま」「物事を注意深く観察するさま」「物寂しい様子」といった意味があります。

漢字で表記すると、「熟」または「熟熟」となります。同じ漢字を連ねて「熟熟」と表記する言葉なので、「つくずく」は誤りです。
「つくづく思う」「つくづくと見つめる」など、動詞につけて使います。
3つ目の意味で使われることは、現代語ではめったにないようです。

類語に「しみじみ」があります。こちらは「深く心に感じ入る様子」「静かで落ち着いている様子」という意味です。

物事に集中している印象のある「つくづく」に比べると、「しみじみ」はどことなくゆったりしたイメージを含んだ言葉のように思えます。「しんみり」という言葉のもとになっていると言われれば分かりやすいでしょう。
とはいえ、あまり目立った違いはないと思われるので、文章の流れに応じて、好きな方を使って構わないでしょう。

つくづくの使い方・例文

  1. 自分は良縁に恵まれたと、つくづく思うようになった。
  2. 初めて聞く生のオーケストラに、つくづくと聞き惚れた。

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