「怒髪天」とは?意味や使い方を解説!

「怒髪天」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「怒髪天」について解説します。

目次

  1. 怒髪天
  2. 怒髪天の意味とは
  3. 怒髪天を使った文章・例文

怒髪天

怒髪天(どはつてん)」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

漫画やアニメで使われそうに見える字面の通り、日常生活で使われる機会はそうそうありませんが、当てはまる状況は日常でも多く存在します。

ここではそんな「怒髪天」について意味や使い方などを詳しくご紹介していきます。

怒髪天の意味とは

怒髪天(どはつてん)とは、怒髪天を衝くの略語で、「激しい怒り」のことを指しています。

怒髪とは、「怒りにより髪が逆立つこと」という比喩になります。そして天を衝くとは、「天に届くほど高い」という意味や「凄まじい勢い」のことを指しており、両者を組み合わせることで、「怒りのあまり逆立った髪の毛が天に届く勢いだ」という意味になります。

実際に怒りで髪が逆立つことはないため、髪の状態ではなく必至の形相を浮かべながら怒っていることを指して用いられます。また表情だけでなく、口調や雰囲気など、怒っていることを感じ取れるあらゆる要素が合わさっている状態を指します。

関西か関東の方言だと言われることもありますが、全国的に、かつ古くから使われている表現です。

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怒髪天を使った文章・例文

  1. 選手たちが監督の指示とは真逆のプレイをしてしまったため、監督は怒髪天を衝く勢いで怒鳴っていた。
  2. レジ係が商品の一つを会計し忘れたようだが、たったそれだけのことで客は怒髪天の形相で店員に当たり散らしていた。
  3. クリーニングに出していた高い服にわずかだが、それでいてしっかりとした傷が入っているのを見て、自分でも怒髪天を衝くほどと分かるぐらいの怒りをを覚えた。

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