「元祖」とは?意味や使い方を解説!

「元祖」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「元祖」について解説します。

目次

  1. 元祖
  2. 元祖の意味とは
  3. 元祖の使い方・例文

元祖

皆さんは「元祖(がんそ)」という言葉は聞いたことがあると思います。
料理店の看板などに「元祖〇〇」などと書かれていることがありますね。

しかし、よく似た言葉に「本家」というものがあります。これは、「元祖」とはどう違うのでしょうか。

今回は「元祖」という言葉について詳しく解説します。

元祖の意味とは

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元祖とは「家系の最初の人」「物事を最初に始めた人」「仏教の一宗の開祖。特に、法然のこと」という意味です。
読み方は「がんそ」です。

ちなみに、ブラジルのサッカー選手、パウロ・エンリケ・シャガス・ジ・リマさんは「ガンソ」と呼ばれていますが、この「ガンソ」とは彼の母国語で「ガチョウ」のことです。

元祖の類語

「元祖」の類語には、「本家」「鼻祖」「開祖」「始祖」などがあります。

「本家」は、「一族の中心となる家」「正統を伝えている家」「荘園の領主よりも上の立場である、名義上の支配者」という意味があります。

「鼻祖」「開祖」はほぼ同じ意味で、「物事を最初に始めた人」という意味です。

「始祖」という言葉の意味は、「元祖」の3つ目の意味以外はほぼ共通しています。また、禅宗で「達磨大師」のことを指す言葉でもあります。

元祖の対義語

「元祖」の対義語は「末裔」「末孫」などです。

「始まり」が「元祖」なので、対義語は「終わり」となるわけですが、その流れが現在もこれから先も絶えることなく続いているのであれば、「終わり」というのは少しニュアンスが違うかもしれません。

元祖の使い方・例文

  1. ここは、四川料理の元祖とも呼ぶべき店だ。
  2. 元祖台湾ラーメンといえば、名古屋のあの店のことだね。

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