コミケ雲
「コミケ雲」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「コミケ雲」という言葉は、コミックマーケットというイベント会場の室内に発生するものを指しています。
コミックマーケットは毎年多くの来訪者があり、その人々の熱気や外気温の暑さなどによりできる霧のことをコミケ雲と言います。
今回は、この「コミケ雲」が発生する理由について、詳しく解説するので、この機会に深く知っていきましょう。
コミケ雲の意味とは
コミケ雲とは「コミックマーケットの会場内に発生する雲のような霧。」という意味になります。
このコミケ雲は、コミックマーケットの来訪者の汗が原因で発生すると言われています。
来訪者が汗をかく理由に、以下の4つが挙げられます。
- 夏に開催するコミックマーケットは8月の中旬に行われるために、外気温が高いこと
- コミックマーケットの入場者数は非常に多く、総熱量が大きいこと
- 来訪者達は、目的のものを購入するという目標や非日常的な空間にいることなどから興奮状態にあること
- 来訪者達が熱中症の対策として、大量の水分を摂っていること
これらの理由により多くの来訪者が汗をかくことで、コミックマーケットの会場内の湿度が非常に高くなります。
この高温多湿な状況から作り出される蒸気が、会場の中の冷房により急激に冷やされることで凝結し、霧になって天井に浮遊します。
この霧が更に濃くなった状態が、見る人によっては雲と認識されることから、通称「コミケ雲」と呼ばれるようになりました。
コミケ雲を使った文章・例文
- 夏開催のコミックマーケット会場の室内は、気温と人々の熱気でコミケ雲ができる。