文明の利器
「文明の利器」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「文明の利器」とは、慣用句のように用いられる言葉になります。
よく「文明の利器を使う」や「文明の利器に頼る」といった使い方をします。
便利な道具といった意味で使われていますが、皆さんは詳しい意味をご存知でしょうか。
今回は、「文明の利器」について詳しく解説します。
文明の利器の意味とは
文明の利器とは「文明の発達がもたらした便利な道具や機械などの意味で、慣用句のように使われる言葉。」という意味になります。
文明とは「世の中が進んだことで、精神的にも物質的にも生活が豊かな状態にあること。特に技術、実用に重点がある物質的な文化。」という意味です。
また、利器とは「鋭利な刃物。武器。便利な機械。器具。優れた才能。」という意味になります。
「文明の利器」という言葉における「利器」は、鋭利という意味が転じて、「使い勝手の良い」や「優れている」といった意味で使われます。
ちなみに、利器の対義語に「鈍器」がありますが、こちらはこのような比喩表現としては使われていません。
文明の利器を使った文章・例文
- 昭和の時代は、テレビや洗濯機が代表的な文明の利器であった。
- 洗濯機や電子レンジなどの文明の利器が生まれたことで、家事の負担が格段に軽くなった。
- 現代における文明の利器は、スマートフォンやタブレットになるだろう。
- 現代社会において、文明の利器に頼ることなく暮らしていくのは非常に困難である。
- 文明の利器に頼ればさまざまな作業が効率化する。