折半
「折半」という言葉の意味をご存知でしょうか。
会社の飲み会の案内などで「会費は折半となります」という言葉を見たことがあるかと思いますが、なんのことか分からず困惑した経験がある方も少なくないのではないでしょうか。
また「折半」と同じ意味を持つポピュラーな言い回しなら知っているという方も多いのではないでしょうか。
ここではそんな「折半」について読み方や意味、使い方などを詳しくご紹介していきます。
折半の意味とは
折半とは、「半分にわける」という意味になります。
半分に折る、という意味から、主に支払いや利益などの金銭的なものを2等分することに対して用いられます。読み方は「せっぱん」となります。
本来は「2等分」という意味になりますが、次第に「等分」と同じ意味で使われるようになったとされています。
似た意味の言葉に「割り勘」があり、本来は2人なら「折半」、数人なら「割り勘」という使い分けがされるところ、多くは飲食店での支払いを数人で等分する際には割り勘が用いられ、物を購入する際や税金などの支払いをする時には折半が用いられています。
折半の使い方・例文
- 上司は事あるごとに個人的な飲み会に連れ出すが、飲みの費用が毎回折半で、一度として奢ってくれたことがない。
- 古い洗濯機がついに寿命をむかえたが、家電担当の母が今月ピンチだったらしく、家族全員で折半して新しい洗濯機を買うことになった。
- せっぱんの意味が分からない後輩に、割り勘と同じ意味だと教えてあげたら、「割り勘て言えばよくないですか」と言われて呆れてしまった。