「功を奏す」とは?意味や使い方を解説!

「功を奏す」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「功を奏す」について解説します。

目次

  1. 功を奏す
  2. 功を奏すの意味とは
  3. 功を奏すの使い方・例文

功を奏す

功を奏す(こうをそうす)」という言葉をご存知でしょうか?
「作戦が功を奏した」などと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、いろんな場面で使われるこの「功を奏す」という言葉について解説します。

功を奏すの意味とは

「功を奏す(こうをそうす)」とは、「作戦や目論みが成功すること」です。

「功」という漢字には、「優れた仕事」や「手柄(てがら)」という意味があります。また、「奏する」とは「成し遂げる」という意味を持ちます。合わせて「優れた仕事を成し遂げる」という意味を持つことになりますね。
「奏する」には「(帝に)申し上げる」という意味もあり、作戦の成功を帝に奏上(そうじょう・申し上げること)したことから、という説もあります。

「功を奏す」を熟語として「奏功(そうこう)」と表現することもあります。「作戦が奏功した」などと使います。
同じく「そうこう」という読みで「奏効」という熟語もありますが、こちらは「効き目が表れる」という意味になるため、間違いやすいので注意しましょう。「効を奏す」とは表現しません。

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功を奏すの類語

「功を奏す」の類語には以下のようなものが挙げられます。

・成果をもたらす
 【例文】AIの発展は、ビジネスに新たな成果をもたらすものだ。
・成功を収める
 【例文】経営方針の転換が成功を収め、経常利益が過去最高を記録した。
・狙いが当たる
 【例文】対戦相手のエラーを誘うという狙いが当たり、逆転のチャンスが訪れた。

功を奏すの使い方・例文

1.一個買うと二個目半額キャンペーンが功を奏して、今月の売り上げは上々だ。
2.地道な努力が功を奏して、希望大学に首席で入学した。

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