かまをかける
「かまをかける」という言葉は日常会話の中でもよく使う言葉ですね。「かまをかけた」経験のある人や、「かまをかけられた」ことがある人も多いのではないでしょうか。
「かまをかける」は使う機会の多い言葉ですが、その意味や語源などを知らずに使っていることが多いかもしれません。この機会に知っておいてくださいね。
この記事では「かまをかける」の意味や使い方などを解説します。
かまをかけるの意味とは
「かまをかける」は「鎌をかける」「カマをかける」などと書くこともあります。
「かまをかける」の意味は「自分が知りたいことを相手が自然にしゃべるように、それとなく誘導すること」です。
例えば、遅刻してきてそれらしい理由を言っている人に、「あれ、さっきあなたを見かけたけど」などと実際とは異なることを言ってみて、反応を見る方法などがあります。
「かまをかける」の語源は、諸説あります。よく言われるものでは「鎌をかける」の漢字が示す通り、相手に鎌を引っかけるようにして知りたいことを引き出すことからきているという説があります。
かまをかけるの使い方・例文
- かまをかけることで夫の浮気を明らかにしようと試みたのだが、実際には会社の女性と仕事の打ち合わせに向かうだけだったことが判明して安心した。
- うまくカマをかけるつもりだったのだが、相手の方が上手だったのでうまく誘導することができなかった。
- かまをかけられたことはよくわかっていたが、その後の展開を見てみたかったのでわざとかかってみた。