腑に落ちない
「腑に落ちない(ふにおちない)」という言葉は、日常生活の中でも使うことがあると思います。
また、小説や映画、ドラマなど様々な場面で目にすることのある言葉でなじみがありますね。
「腑に落ちない」はよく使われる言葉ながら、その意味や語源を正確に理解している人は少ない言葉かもしれません。この機会に正確に理解しておいてくださいね。
この記事では「腑に落ちない」の意味や使い方などを解説します。
腑に落ちないの意味とは
「腑に落ちない」の読み方は「ふにおちない」です。
「腑に落ちない」の意味は「合点がいかない」「納得できない」です。この意味は漢字の意味をひも解いていくと理解できます。
「腑」とは「はらわた」「内臓」の意味がある言葉です。そして、古くから「腑」には人の心が宿ると考えられてきました。
そのため、「腑に落ちない」という表現で、人の行動や意見、考えなどが自分の腑に入ってこない、つまりは「納得できない」という意味を表すようになりました。
「腑に落ちない」の肯定形に「腑に落ちる」という言葉があります。こちらは、「腑に落ちない」に比べて使われる機会は少ないと言えるでしょう。
腑に落ちないの使い方・例文
- 彼は今期のプロジェクトが始まってから同じような主張を繰り返しているのだが、なんだか腑に落ちないんだよな。
- 彼女が先週末のバーベキューに来なかった理由をいろいろと伝えてきたのだけれども、言っていることに一貫性がないから腑に落ちない。
- 言っていることが正しいのは確かなのだけれども、自分でもわからない理由で彼の言動は腑に落ちない。