理屈
「理屈・理窟(りくつ)」という言葉の意味や対義語、使い方について解説します。
よく「屁理屈をこねる」や「理屈っぽい」というような表現で使用される言葉です。
また、理屈という言葉が入ったことわざに「理屈と膏薬はどこへでも付く」があります。
今回は、そのことわざについても解説するので、「理屈」についてこの機会に詳しく知っていきましょう。

理屈の意味とは
理屈・理窟(りくつ)という言葉の意味は大きく分けて5つあります。
まず、1つ目は「筋が通っている考え。道理。」という意味になります。
使い方としては「理屈に合っているやり方。」といった表現になります。
続いて2つ目は「無理やりにこじつけた理由や論理。」という意味になります。
使い方としては「屁理屈をこねる。」といった表現になります。
続いて3つ目は「ことわり。ある物事がそうなる理由。」という意味になります。
使い方としては「理屈はわかっている。」といった表現になります。
続いて4つ目は「わけ。事情。具合。」という意味になります。
そして5つ目は「情事。色事。」という意味になります。
また、理屈という言葉が入ったことわざに「理屈と膏薬はどこへでも付く」というものがあります。
これは、「どんな事柄においても理屈を付けようと思えば、最もな理屈が付く。」という意味のことわざです。
膏薬の体のどこにでも付けることができるという性質が由来で、人や物事に対して言いがかりや理屈を付けようと思えば、どうにでも付くという意味で使用されます。
ちなみに、理屈の対義語は存在しませんが、「理屈的」の対義語は、「実際的」となります。
理屈の使い方・例文
- 彼は簡単に話せることでも理屈っぽい説明をする。
- 屁理屈をこねてないで、簡単に説明しろ。