迷信
皆さんは、「迷信(めいしん)」という言葉をご存知でしょうか。
「ネコが顔を洗うと雨が降る」など、今一つ信用できない言い伝えに対して使う言葉なので、聞いたことのある方も多いと思います。
この記事では、「迷信」の意味を解説させていただきます。
迷信の意味とは
「迷信(めいしん)」とは、「人々が信じている物事の中でも、合理的な根拠が無いものや言い伝え」や、「社会生活において実害がある、道徳に反する俗説、言い伝え」という意味です。
昔から人間は様々なことを信じていますが、その中でも根拠が無いことや、社会生活に害のある言い伝えを迷信と言います。
例えば、有名な言い伝えには「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」というものがあります。
これは、「夜爪(よづめ)」と言われており、短命を意味する「世詰め」と同じ頃であることから生まれた俗説で、根拠がありません。
この迷信が生まれたのは、照明器具が発達していなかった時代です。手元が暗い中で爪を切ると、ケガをしたり飛んで行った爪が見えず踏んでしまい痛い思いをします。その為、「夜に爪を切ってはいけない」という作法が生まれ、迷信になりました。
とはいえ、現代では照明器具が発達しているので夜に爪を切っても危険がありません。このように、時代が変わることで迷信が全く意味の無い教えになってしまうこともあります。
迷信の使い方・例文
ここで、「迷信(めいしん)」を使った例文をご紹介します。
1.ネコが顔を洗うと雨が降るなんて迷信だよ、天気予報は晴れじゃないか。
2.13日の金曜日に悪いことが起こるなんて迷信だよ。