絶交
「絶交(ぜっこう)」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「絶交」という言葉は、一般的には子供が友人と喧嘩した際などに使用され、大人はあまり使用する機会がないかもしれません。
大人の方は、小さい頃に使用した経験があるのではないでしょうか。
最近では、死語になりつつある言葉でもあります。
村八分の制裁としても用いられており、その歴史は古いです。
読み方は「ぜっこう」となります。
最近では、あまり使用されなくなった言葉ですが、歴史のある言葉でもあるので、この機会に「絶交」について詳しく知っていきましょう。
絶交の意味とは
絶交(ぜっこう)とは「仲たがいなどを理由に、これまでの交際や関係を絶つこと。」という意味になります。
使い方としては「友人大喧嘩の末、絶交した。」といった表現になります。
この「絶交」は、村八分の制裁の一つとしても知られています。
村八分とは「村社会の中で、掟を破ったり秩序を乱した者に対して課される制裁的行為。一定の地域の住民が結束をし、その者との関係を絶つこと。」を指します。
住民が結束して関係を絶つことは、共同絶交とも言われます。
その制裁の種類については、中世の惣村の掟や明治以降の村規約の中でも発見され、絶交のほかに追放や罰金がありました。
最も広範囲で行われ、尚且つ現在でも課せられる制裁は罰金となります。
絶交の使い方・例文
- 喧嘩の勢いで友人と絶交してしまったが、気の合う友人だったので仲直りしたい。
- 私を裏切った彼女とは絶交し、これから仲直りする可能性もない。