斬新
皆さんは自分の言動や作った作品に対して「斬新(ざんしん)だね!」と言われたら、どんな印象を受けますか?
「斬新」という言葉は、基本的には褒め言葉です。
しかし、「褒めづらい相手をとにかく褒めようとして出した言葉」の可能性もあるので、言われたときはその発言者の顔をよく見てみるといいでしょう。
今回は「斬新」という言葉について詳しく解説します。
斬新の意味とは
斬新とは「趣向や発想などが、いままでにないほど飛びぬけて新しいさま」という意味です。
読み方は「ざんしん」です。
「斬新な作品」「斬新なアイデア」など、名詞につくことが多い言葉です。
基本的には褒め言葉ですが、「独創的過ぎて理解が及ばないもの」に対して評価を述べなければならない時に、苦し紛れに選ぶ言葉として「独創的ですね」などと言ったりもします。
「斬新」という言葉を使った四字熟語に「斬新奇抜」があります。
意味は「非常に新しく、他の人が思いつかないこと」「思いがけないほど変わっている様子」です。
「斬新」と「奇抜」という二つの言葉を、意味もそのままに重ねた言葉になります。
なぜ「斬る」という漢字が使われているのかについてはよく分かっていないのか、さまざまな説があるようです。
「刀で物を切ったときの切り口が鋭い様子」「刀で物を切ると、思いもかけない断面が見えることがある、ということから」などが挙げられます。
斬新の使い方・例文
- あの先生が作る作品はいつも斬新で、見ていてとても面白い。
- 斬新な演出で話題を呼んだ、新進気鋭の舞台を観劇に行った。