「分別」とは?意味や使い方を解説!

「分別」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「分別」について解説します。

目次

  1. 分別
  2. 分別の意味とは
  3. 分別を使った文章・例文

分別

皆さんは「分別」という言葉を見て、何と読みますか?
「ふんべつ」?それとも「ぶんべつ」でしょうか。

これはどちらも正解です。しかし、読み方が違うと意味も変わってくるので、注意が必要です。

今回は「分別」という言葉について詳しく解説します。

分別の意味とは

分別という言葉には「ふんべつ」「ぶんべつ」の二つの読み方があり、意味によって読み方が異なります。

「ふんべつ」の場合は、「道理をわきまえていること。また、善悪や損得について判断すること」です。
一般的に「分別がある」と言えば、理性的である、思慮深いという意味の褒め言葉です。
「ぶんべつ」の方は「種類ごとに区別・分類すること」という意味です。

「分別(ふんべつ)」という言葉は、もともとは仏教用語でした。意味は、「対象の善悪、是非などを考えて識別すること」です。
一般的な「分別(ふんべつ)」とそれほど変わらない意味ですが、仏教では分別というものを必ずしも良いこととはとらえていません。
物事を識別していくことの根底には損得勘定があり、エゴイズムの肥大化につながると考えられるからです。

「ぶんべつ」という読み方の方で、最も身近な使用例は「ごみの分別」でしょう。
可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみ、地域によってはプラスチックごみなど、ごみの種類ごとに捨てられる曜日や捨て方も異なります。
これはごみの種類ごとに処分方法が異なったり、種類によっては再生利用ができるからです。
異なる種類のごみが混ざっていると作業がうまくいかないこともあるので、きちんと「分別」されていなければなりませんね。

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分別を使った文章・例文

  1. あの人の理屈は道理に合わない。分別のある人に相談したい。
  2. ごみの分別を守らない人とは、近所トラブルになることもある。

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