寒中見舞い
「寒中見舞い」という言葉をご存知でしょうか。
同じ日本の季節の習慣の一つで、暑中見舞いは良く聞くかと思いますが、この「寒中見舞い」については初めて聞くという方も多いのではないでしょうか。
年明けに行うということ以外、どの期間で行うべきものなのか知らない方も少なくないかと思います。
ここではそんな「寒中見舞い」について意味や使い方などを詳しくご紹介していきます。
寒中見舞いの意味とは
寒中見舞いとは、文字通り「寒中にお見舞いを行うこと」を意味します。
寒中とは年明けの1月頭にある「小寒」から、2月の頭の「立春」までの間のことを指し、その間に手紙を出したり、お見舞いの品を贈ったりすることを寒中見舞いと呼びます。
ただ、現代では寒中の期間に行うことではなく、寒い地域で暮らす相手のことを気遣って手紙を出すことや、年賀状の返事、喪中で年賀状自体が出せない時などに行われています。
ちなみに暑中見舞いが出せる期間については明確にいつからと決まっているわけではありませんが、8月の頭にある「立秋」を過ぎるまでに送るものだとされています。
寒中見舞いを使った文章・例文
- 取引先から寒中見舞いが届いたのは良いが、あまりにも誤字が多く、ちょっと心配になった。
- いくら嫌な客や酷い上司を相手にし続けてストレスが溜まっていたからといって、まさか親友からの寒中見舞いに感動して泣くとは思わなかった。
- 喪中で年賀状を返せずに困っていること先輩に相談したら、寒中見舞いのことを教えてもらった。