抜群
皆さんは、「抜群(ばつぐん)」という言葉をご存知でしょうか。
「相性抜群」や「効果抜群」などの言葉で見聞きしたことのある方がほとんどだと思います。
この記事では、「抜群」の意味を解説させていただきます。

抜群の意味とは
「抜群(ばつぐん)」とは、「多くのものの中で特にずば抜けて優れている」という意味です。
似た言葉で、「群を抜いて」という言葉があります。「抜群」も「群を抜いて」も同じ字を使います。
一つの群れの中でずば抜けて優れているものに対して、「抜群」も「群を抜いて」も使われています。
抜群の中には、「非常に」や「甚だしい」という意味も含まれていますが、抜群が使われるのは肯定的な意味です。否定的な意味で抜群を使うことはまずありません。
ずば抜けて劣っているものに対しては、そのまま「ものすごく悪い」という言い方をします。
「抜群に悪い」「群を抜いて劣っている」といった使い方はしないので、注意が必要です。
「抜群」を使った熟語の中でメジャーなのが、「相性抜群」や「効果抜群」です。これらも複数ある中でずば抜けて優れているものに対して使われます。
例えば、シミなどの汚れに対して塩素系の漂白剤は強い効果を発揮します。酸素系漂白剤では塩素系のような力が得られないので、この場合は塩素系漂白剤は効果抜群、といった使い方をします。
抜群の使い方・例文
ここで、「抜群(ばつぐん)」を使った例文をご紹介します。
1.やっぱり醤油とバターの相性は抜群だ。
2.あのタッグは抜群のコンビネーションで優勝を狙っている。