東京特許許可局
皆さんは、「東京特許許可局(とうきょうとっきょきょかきょく)」という言葉をご存知でしょうか。
日本の代表的な早口言葉の一つなので、聞いたことのある方や言ったことのある方も多いと思います。
この記事では、「東京特許許可局」の意味を解説させていただきます。
東京特許許可局の意味とは
「東京特許許可局(とうきょうとっきょきょかきょく)」とは、「早口言葉の一つ」です。
東京特許許可局はあくまで早口言葉です。東京特許許可局は実在せず、実際に特許をに関する行政を行うのは「特許庁」という場所です。早口言葉として非常に親しまれているので、実在すると思っている方も少なくありませんが、実在するのは特許庁なので、間違えないように注意しましょう。
また、特許庁は前身として「特許局(とっきょきょく)」という名前でした。特許局は1887年に決められた名前で、1949年に特許庁という名前に変わりました。
特許庁の歴史は古く、発端は1884年の「商標登録所」でした。1885年には専売特許条例が公布され、それに合わせて「専売特許所」が設置されました。このように何度も名前が変わっている特許庁ですが、現在までに東京特許許可局という名前になったことはありません。
東京特許許可局を使った文章・例文
ここで、「東京特許許可局(とうきょうとっきょきょかきょく)」を使った例文をご紹介します。
1.ねえ、東京特許許可局って早口で3回言ってみてよ。
2.東京特許許可局が実在しないなんて初めて知ったよ。
3.東京特許許可局ではなく、特許庁が正しい名前だ。