侘しい
「侘しい(わびしい)」という言葉は、小説や映画などの芸術の分野ではよく使われる言葉ですね。
日常生活で使うこともあるのでなじみ深いと感じる人も多い言葉でしょう。
「侘しい」はよく使う言葉ながら、そのニュアンスが分かりにくい言葉でもあります。特に「寂しい」との違いはわかりにくいですね。この機会に正しく知っておいてください。
この記事では「侘しい」の意味や使い方、例文などを解説します。
侘しいの意味とは
「侘しい」の読み方は「わびしい」です。
「侘しい」の意味は「ひどくもの静かでさびしい様子」「心細くて慰められない様子」です。「侘しい」は人の状況や感情に対して使うことがある一方、建物等の様子に対して使われることもあります。
古い時代に栄えた場所に行ったときに何だか「侘しい」と感じる人も多いことでしょう。
「侘しい」と近い言葉に「寂しい」があります。この2つは意味もニュアンスも近く違いが分かりにくいです。
「侘しい」には、情緒的で趣深さを表すニュアンスもあります。古い建物を見た時に感じる「侘しさ」はまさにその類ですね。
一方で「寂しさ」は主に人間の感情に焦点があてられた言葉です。孤独感が伴う表現で、マイナスな印象の強い言葉です。
侘しいの使い方・例文
- 侘しいと感じる時には無理に人に会ったりするのではなく、自分の内面に深くおりていくことの方が大切かもしれないよ。
- 京都のお寺に行った時にいつも感じるのが、表現することが難しい侘しい気持ちだ。心の中がぼわーんとする。