板挟み
「板挟み(いたばさみ)」という言葉は、日常生活やビジネスの場でも使う機会が多いですし、実際に「板挟み」になって苦しんだ経験のある人もたくさんいるでしょう。
「板挟み」は起こりやすい状況の一つですし、日常的に使う言葉ですからこの機会に意味を知って正しく使いたいですね。
この記事では「板挟み」の意味や使い方などを解説します。
板挟みの意味とは
「板挟み(いたばさみ)」の意味は「対立している二者の間にあって、どちらの側にもつきかねて苦しむこと」です。
「板挟み」の語源は文字通り、板と板の間に挟まれると身動きすることができなくなることからきています。この様子を主張が対立する二者に挟まれた状況に見立てているのですね。
「板挟み」は様々な場面で起きます。家庭でも父と母の間に板挟みになることがあるでしょうし、会社でも起こりますね。
特に社内政治に巻き込まれて、違う派閥同士の間に立たされた時の「板挟み」はなかなか辛いものがあります。どちらについても社内での立場が難しくなる時は思わず逃げ出したくなります。
板挟みを使った文章・例文
- 携帯が欲しいと主張する娘とまだ早いと怒る母親の板挟みにあって、俺はどうしたらよいかわからないよ。
- 社内最大の派閥と、元々自分をかわいがってくれていた上司の派閥の板挟みにあって困った。義理を優先すべきか、利益を優先すべきかで悩んでいる。
- 理不尽な板挟み状態になってしまった時には、思い切って両方とも拒否してみるのも策の一つかもしれない。