「凄まじい」とは?意味や使い方を解説!

「凄まじい」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「凄まじい」について解説します。

目次

  1. 凄まじい
  2. 凄まじいの意味とは
  3. 凄まじいの使い方・例文

凄まじい

凄まじい(すさまじい)」という言葉をご存知でしょうか?
「凄まじい暴風雨」とか「凄まじい形相」などと云った使い方をされているのをよく耳にするかと思います。
では「凄まじい」っていったいどういう意味なのでしょうか。
今回は「凄まじい」について解説します。

凄まじいの意味とは

「凄まじい(すさまじい)」とは、おそろしいほどすごい、程度がはなはだしいことを表す形容詞です。

そもそもは「すさまし」とにごらない発音でしたが、鎌倉時代頃から「すさまじ」と濁音に変化しました。清音から濁音に変化したのは、「同じ」の「じ」など、比較するときに使われる接尾辞「じ」の影響があったと考えられています。
本来「凄まじい」は、興ざめするさまを表す言葉でしたが、体感の「寒々しい」とか「冷え冷えする」といった場合にも使われるようになりました。
現代のような使われ方をされるようになったのは中世以降だといわれています。

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凄まじいの類義語

「凄まじい」の類義語には、以下のようなものが挙げられます。

・物凄まじい(ものすさまじい)
 【例文】大型で非常に強い台風が日本列島に上陸し、物凄まじい暴風雨に見舞われた。
・凄絶(せいぜつ)
 【例文】報道のために訪れた中東での凄絶な戦争体験が、彼のその後の生き方を決定づけた。
・驚異的(きょういてき)
 【例文】彼は驚異的な身体能力を発揮して、次々と敵を倒していった。
・甚大(じんだい)
 【例文】東日本大震災によって引き起こされた津波は、東北に甚大な被害をもたらした。
 

凄まじいの使い方・例文

1.凄まじい強風によって、森の木々がなぎ倒された。
2.来日したビートルズは凄まじい人気を誇り、彼らのステージでは失神者まで出る事態となった。

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