「生半可」とは?意味や使い方を解説!

「生半可」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「生半可」について解説します。

目次

  1. 生半可
  2. 生半可の意味とは
  3. 生半可の使い方・例文

生半可

皆さんは「生半可(なまはんか)」という言葉をご存知でしょうか。

まず読み方がわからなかった人も多いのではないでしょうか。意味を説明できるという方はどれくらいいるのでしょうか。

今回は「生半可」という言葉について詳しく解説します。

生半可の意味とは

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生半可とは「十分ではなく、中途半端であること。未熟で不十分であること」という意味です。

読み方は「なまはんか」です。

「生半可な知識」「生半可な技術」など、名詞を修飾する形容動詞として使われます。

この言葉は、「生」と「半可」に分解することができます。
「半可」とは、「半可通」という言葉の「通」が略された言葉です。

「半可通」は「よく知らないのに通ぶること。また、その様子」という意味で、そういった知ったかぶりな人をあざける言葉として江戸時代の洒落本に登場する言葉です。

この「半可通」の「通」を略した言葉「半可」に「未熟」「中途半端」「不十分」という意味の「生(なま)」がついて「生半可」となりました。

この意味での「生」は、用例で言えば「生兵法(なまびょうほう)」「生返事(なまへんじ)」などが挙げられます。
「生半可」を含めて、いずれも不十分であることが「悪い」というイメージを思い起こさせる言葉です。

全く同じ意味を持つ言葉に、現代語ではほとんど見かけない言葉ではありますが「生半尺(なまはんじゃく)」というものがあります。

「半尺」とは一尺の半分であり、約15センチメートルのことです。

生半可の使い方・例文

  1. 生半可な知識と学習では、この試験は突破できない。
  2. 彼の仕事は危険が多く、生半可な鍛錬で臨んだのではケガをする可能性もある。

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