続いて2つ目の意味は「ほかとの関係の上において存在していること。」となります。
相対
「相対」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「相対」という言葉は、「あいたい」「そうたい」と2つの読み方があります。
一般的には、「向き合う」といった意味で使用されることが多いです。
今回は、2つの読み方それぞれの意味について解説するので、この機会に詳しく知っていきましょう。
相対の意味とは
前述のとおり、相対という言葉には「あいたい」と「そうたい」、2つの読み方があります。
まず、「あいたい」と読む場合の意味は大きく分けて4つあります。
1つ目の意味は「当事者と当事者が、差し向かいになって事をなすこと。」となります。
この場合の使い方は「相対になって話をつける。」といった表現が一般的です。
次に、2つ目の意味は「対等になっていること。対等になってことをなすこと。」となります。
続いて3つ目の意味は「合意をすること。お互いに納得の上であること。」という意味になります。
そして、4つ目の意味は「連歌や俳諧において、前の句に相対する形で同じ趣向で句を詠むこと。例えば、春と秋といった相対付け。」という意味になります。
続いて、相対を「そうたい」と読む場合の意味は、大きく分けて2つあります。
続いて2つ目の意味は「ほかとの関係の上において存在していること。」となります。
相対を使った文章・例文
- 相対的関係にあるものが相まみえることはない。
- 難しい問題は相対的に見ることで、理解が深まることもある。