おもてなし
「おもてなし」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。
古来から使われてきた言葉ですが、東京オリンピック招致の際に滝川クリステルら日本チームが用いたキャッチフレーズで、一大ブームになった言葉だというのはご存知の方も多いはず。
しかし、そもそもこの「おもてなし」がどういう意味の言葉なのか、知らない人に説明しようと思うと意外に難しいですよね。
この機会に何気なく使っている「おもてなし」について他人に説明できるぐらいしっかりと理解してみてはいかがでしょうか。
おもてなしの意味とは
おもてなしとは、「心のこもった待遇」のことを指します。
丁寧な挨拶や、配慮や歓迎の心が行き届いた素晴らしい対応など、客人を心からもてなすことを指します。
類語に「接待(せったい)」や「歓待(かんたい)」、「礼遇(れいぐう)」や「厚遇(こうぐう)」などの言葉が挙げられます。
元キャスターの滝川クリステルが2020オリンピックの招致アンバサダーとして日本のおもてなしを紹介するために用いたことで爆発的に広まり、2013年の流行語大賞にまでなりました。
ちなみに、お金のかかった豪華な待遇のことを指すという使われ方もしますが、金額ではなく心の問題のため誤用になります。
おもてなしを使った文章・例文
- おもてなしの精神が行き届いた素晴らしいホテルで、是非来年もまた家族で来たいと思った。
- 最高のおもてなしを堪能してもらうつもりが、行き届いていないところが多く、ことごとく怒らせてしまった。