隅に置けない
「隅に置けない(すみにおけない)」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「隅に置けない」という言葉は、人を評価する際などに使用されます。
よく「隅に置けない存在の彼。」や「彼女は、自己主張は少ないが能力は高いので隅に置けない存在である。」といった表現で用いられます。
日常生活やビジネスの場でも使用する言葉であるため、耳馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなよく使う言葉である「隅におけない」について詳しく解説するので、この機会に正しい意味をしっかりと理解していきましょう。

隅に置けないの意味とは
隅に置けない(すみにおけない)とは「その人が、案外経験豊かであったり技量・才能・知識があったり、世間を知っていたりしてあなどれない。抜け目がない。」という意味を持つ言葉です。
読み方は「すみにおけない」となります。
言葉の中にある「隅」とは「囲まれている区域のかど。中央でない場所。隅や奥の方といった目立たない場所。」という意味を持ちます。
したがって、隅に置けないという表現は「その人を隅の目立たない場所に置いておけないこと。」すなわち無視できないという意が語源となります。
使い方としては「彼女は自己主張が少ないが、時々驚くアイデアを提案してくれるので隅に置けない。」「隅に置けない存在の彼。」といった表現が一般的です。
隅に置けないの使い方・例文
- 彼は、無口だがふとしたときに皆が驚くようなナイスアイディアを提案してくれるので、隅に置けない存在である。
- 前から隅に置けないと思っていたけど、やっぱり彼は頭の良い人だった。