「韋駄天」とは?意味や使い方を解説!

「韋駄天」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「韋駄天」について解説します。

目次

  1. 韋駄天
  2. 韋駄天の意味とは
  3. 韋駄天の使い方・例文

韋駄天

韋駄天(いだてん)」という言葉をご存知でしょうか?

難しい漢字ですが、もしかしたらスポーツニュースなどで耳にしたことがある方も多いかもしれません。

なんだか美味しそうな響き?いやいや、天ぷらの一種ではありませんよ。
というわけで今回は「韋駄天」について解説します。

韋駄天の意味とは

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「韋駄天」とは、めちゃくちゃ足の速い人のことです。

読み方は「いだてん」です。

そもそも「韋駄天」とは、仏教の神様の名前です。もともとはヒンドゥー教(バラモン教とする説も)の神様でしたが、仏教に入り仏法の護法神(仏法と仏教徒を守護する神様)になりました。

それがなぜ足の速い人のことを指すようになったかというと、この神様にまつわるお話に理由があるのです。

ある時、捷疾鬼(しょうしつき・コイツも足が速い)が、仏舎利(お釈迦さまの遺骨)を盗んで逃げた時、追いかけて捕まえ、仏舎利を取り戻したというお話から、とても速く走ることを「韋駄天走り」というようになりました。

野球における「韋駄天」

野球では、足の速い選手に異名がつくことがよくあります。
「俊足」や「快速」などの異名もありますが、なかでも特に足の速い選手につく称号が「韋駄天」です。

2019年大河ドラマ「いだてん」

2019年の大河ドラマが、韋駄天と呼ばれるマラソン選手を主人公にしたオリンピックをテーマにした物語「いだてん~東京オリムピック噺~」です。

韋駄天の使い方・例文

1.球界の韋駄天といえば、あなたは誰を連想しますか?
2.韋駄天と異名を誇る俺の脚にかかれば、この大会はぶっちぎりの優勝だぜ。

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