「地獄の沙汰も金次第」とは?意味や使い方を解説!

「地獄の沙汰も金次第」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「地獄の沙汰も金次第」について解説します。

目次

  1. 地獄の沙汰も金次第
  2. 地獄の沙汰も金次第の意味とは
  3. 地獄の沙汰も金次第を使った文章・例文

地獄の沙汰も金次第

地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)」という言葉をご存知でしょうか?
なんだか語呂のいいこの言葉、あんまりいい意味で使われてはいませんね。
では一体どういう意味なのでしょうか。
今回は「地獄の沙汰も金次第」について解説します。

地獄の沙汰も金次第の意味とは

「地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)」とは、地獄で受ける裁きも閻魔大王にお金を積めば有利になるという意味から、「世の中お金があればどうとでもなる」ということのたとえです。

「沙汰」とは、物事の善悪や是非を決めること。裁き、裁判のことです。

幕末から明治にかけての歌舞伎脚本作者・河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)の歌舞伎狂言『四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)』にこの言葉が使われています。この演目は、幕末に本当に起きた江戸城御金蔵破りという事件を元にしています。江戸城の金庫破りをして4千両を盗んだ主人公が捕まって牢屋に入れられますが、そこの待遇が賄賂によって変わることについて語ったものです。
また、江戸時代中期に成立した『上方いろはかるた』のひとつ『ち』の項でもあることから、この時代にはすでに使われていたことわざだということが分かります。

インターネット上では「地獄に落ちそうになっている長者様を助けるために、貧しい人々に長者の財産を分けて、長者の地獄行きをまぬかれた」という話から、本当の意味は「余りある財を捨てて徳を積みなさい」と諭している言葉である、という説がみられますが、出典が不明のため真偽のほどは定かではありません。

地獄の沙汰も金次第の類語

「地獄の沙汰も金次第」の類語には以下のようなものが挙げられます。

・阿弥陀の光も銭次第
・金の亡者が幅を利かせる
・金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる
・冥途の道も金次第      など。

地獄の沙汰も金次第を使った文章・例文

1.地獄の沙汰も金次第とはよくいったもので、結局金持ちが得をする世の中だ。
2.東京医科大学の「裏口入学」事件は、まさに「地獄の沙汰も金次第」を地で行く話だ。

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