重箱の隅をつつく
「重箱の隅をつつく」という言葉は、どうでもいいことばかりにこだわる人のことを評する時に使う言葉ですね。よく使われる表現なので、日常生活の中で誰かが使っているのを聞いたことがある人も多いと思います。
「重箱の隅をつつく」は会話での登場機会も多いので、この機会に正しい意味を知っておいてくださいね。
この記事では「重箱の隅をつつく」の意味や使い方などを解説します。
重箱の隅をつつくの意味とは
「重箱の隅をつつく」は「どうでもいいことを取り上げて口うるさく指摘することのたとえ」です。
重箱とは料理を入れておく箱形の容器で、この隅に残った米粒など小さなものを楊枝でほじくることのせせこましさから転じて、この意味で使うようになりました。
「重箱の隅を楊枝でほじくる」と言うこともあり、こちらも意味は同じです。
どちらの使い方においても、重箱をほじくるような、余計なことに気を配ったりする様子を批判的に捉えていますね。
会社などの実社会では、難癖をつけてくる人やどうでもいいことにこだわる人はとても多いです。そのため、「重箱の隅をつつく」は使われる機会が多いのでしょう。
重箱の隅をつつくを使った文章・例文
- 重箱の隅をつつくようなことはやめてほしい。あの上司の難癖によって、ストレスを抱えて会社をやめた部下が何人もいるんだ。
- 重箱の隅を楊枝でほじくるような嫌味をいつも言われてきた。もう限界だから、最後にガツンと言ってやる。
- 重箱をほじくるような生き方をしていては本人も楽しくないだろう。