香具師
「香具師」という言葉の意味について解説します。
「すぐ突っ込み入れる香具師」のように、インターネット上で使われている香具師という言葉があります。ちゃんと見ても、読み方から意味まで分かりにくいですね。
皆様はこの香具師の意味をご存知でしょうか?
もしご存知なければ、この機会に知ってみましょう。
香具師とは
香具師は「やし・こうぐし・かうぐじ」と読み、古い意味では「歯の民間医療をしていた辻医者・露天の商売人」を指して使われました。現代においてはネット用語で「奴」という意味で使われています。
古くは江戸時代の露天の商売人達を指す言葉だったのですが、現代になりインターネットが普及すると、2chにおいて読み方が似ている・カタカナの「ツ」が「シ」似ていて、やしと入力して変換すると「香具師」が出てくると言う理由で「奴」という言葉と同じ使い方をされるようになりました。
パッと見ても読み方が分かりにくく、よく「やぐし」などと読み間違えられていますが、上記の通り「やし」となります。
現在では死語となっており、インターネット黎明期のユーザーぐらいしか使用している姿を見かけません。
香具師の語源・元ネタ
語源・元ネタは諸説あり、はっきりとはしていません。
- 薬売りの行商の元祖である「弥四郎」の名前とする説。
- 野武士が飢えをしのぐために薬を売っていたことから、「武」を略し「野師」となった説。
- 山師を略したとする説。
香具師の使い方・例文
- 未だに5chのことを2chとか言う香具師おる?
- 香具師を使ってるのに「やぐし」とか言っちゃう香具師~