「足るを知る者は富む」とは?意味や使い方を解説!

「足るを知る者は富む」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「足るを知る者は富む」について解説します。

目次

  1. 足るを知る者は富む
  2. 足るを知る者は富むの意味とは
  3. 足るを知る者は富むを使った文章・例文

足るを知る者は富む

足るを知る者は富む(たるをしるものはとむ)」という言葉をご存知でしょうか?
単に「足るを知る」だけで知られていることの方が多いかもしれませんね。
では、いったいどういう意味なのでしょうか。
今回は「足るを知る者は富む」について解説します。

足るを知る者は富むの意味とは

「足るを知る者は富む(たるをしるものはとむ)」とは、満足することを知っている人は、たとえ貧しい暮らしでも精神的に豊かである、という意味の言葉です。

この言葉の出典は古く、古代中国の哲学者・老子の言葉によります。

「人を知る者は智  自ら知る者は明
 人に勝つ者は力有り  自ら勝つ者は強
 足るを知る者は富む  強を行う者は志有り
 其の所を失わざる者は久し  死して亡びざる者は寿」
【訳】
「人を理解する者は智者である 自分自身を理解している者は賢者である
 人に勝つ者は力を持つが 自分自身に打ち克つ者こそが強者である
 足ることを知っている者は豊かである 努力をしている者は志を遂げられる
 信念をもって失わない者は長続きし 死んでなおその命は続いていくだろう」

含蓄の深い言葉で、様々に解釈されています。
なかでもよく知られているのが、「足るを知る者は富む」という一節です。
この言葉の解釈を「現状に満足できるものは幸福だ、欲をかくなという戒め」だとする説もありますが、全体を通して読むと違う印象を持ちます。

自分自身を見つめ、願いや目標に向かって努力することの大切さを説いています。「足るを知る」というのは、自己を肯定することなのではないでしょうか。

常に自分の持っていないものを数え、持ちうる他人を羨んでいる人がいます。例えば、あの子は私より美人だから得してるとか、あの人はお金持ちなのに、私は貧乏で不公平だとか、わたしは姑と同居で苦労してるのに、あの人は嫁姑の仲が良くてムカつくとか。
他人と自分を引き比べて、常に現状に不満を持つ人は、たとえどんなに一般的に見て豊かな暮らしをしていようとも、精神的には貧しいままです。
自分自身の持っている物を肯定してこそ、真に幸福になれると老子は説いているのではないでしょうか。

 

足るを知る者は富むを使った文章・例文

1.足るを知る者は富むという言葉を「身の程をわきまえる」と解釈している人がいるが、本来の意味あいとは違っていると思う。
2.「足るを知る」が「足るを知る者は富む」で、さらにもっと長い文章の一節だったことに驚いた。

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