逸れる(はぐれる)
「逸れる」という言葉について解説します。
「逸れる」の読み方は二通りあり「はぐれる」とも「それる」とも読みます。
実はこの読み方によって意味が異なってきてしまうので、ここではあらかじめ「はぐれる」という読み方の方の解説ということを前提に進めていきたいと思います。
「逸れる」は、読み方が二通りあるため文章で出てきた際にどちらの読みなのかを把握しないといけません。
あいまいにしておくと混同することもあるかと思いますので、ここでは「はぐれる」という方について紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、しっかりと整理、把握してみてください。
逸れるの意味とは
逸れる(はぐれる)とは「(人混みなどで)連れの人を見失って離れる」「その機会をのがす」「(動詞の連用形に付いて)しそびれる、しそこなう」という意味の言葉となっています。
一般的によく使われるのは人混みで離れる意味での逸れるだと思いますが、
仕事に逸れる(機会をのがす)や、飯を食い逸れる(しそこなう)といった使い方もあるので、覚えておくといいかもしれません。
今では「逸れる(それる)」と区別するために「はぐれる」とひらがな表記することも多くなってきているようですが、どちらの読み方も押さえておいた方が戸惑わずに済むのではないでしょうか。
逸れるを使った文章・例文
- 子供の頃、親と逸れた時の絶望感は半端じゃなかった。
- 弱肉強食の自然の中では、群れから逸れては生きていけない。
- 食い逸れないように、毎日働かないといけない。