「満を持して」とは?意味や使い方を解説!

「満を持して」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「満を持して」について解説します。

目次

  1. 満を持して
  2. 満を持しての意味とは
  3. 満を持しての使い方・例文

満を持して

満を持して(まんをじして)」という言葉をご存知でしょうか?
「さあ、ここで満を持しての登場です!」などとテレビやラジオの実況中継でお聞きになったことがある方も多いかと思います。
では、いったいどういう意味なのでしょうか。
今回は「満を持して」について解説します。
 

満を持しての意味とは

「満を持して(まんをじして)」とは、絶好の機会や最良のタイミングでという意味で使われる言葉です。
そもそも「満を持す」とは、十分に準備を整え、機会がやってくるのを待ち受けること、という意味です。「満」というのは、弓をじゅうぶん引き絞ること、「持す」は、その状態を保つことです。転じて、物事がその頂点に達し、そのまま持ちこたえることという意味になりました。
その出典は古く、古代中国の歴史書『史記』にその記述を見ることができます。

インターネット上などで「万を辞して」などといった表記を見かけることがありますが、語義から考えてもこちらの表記は間違いです。数字の「万」を「辞す」つまり辞める(やめる)とは、まったく意味が通りませんよね。ということで「万を辞して」は誤用ですので、注意しましょう。

満を持しての類義語

「満を持して」の類義語には以下のようなものが挙げられます。

・クライマックスに及んで
 【例文】さあ!試合も最終ラウンド、クライマックスに及んで、
     この宿命の対決の行方を観客も固唾をのんで見守っております。
・いよいよになって
 【例文】もうすぐ出番だという声がかかり、いよいよになって緊張で体が固まってしまった。
・最高潮に達して
 【例文】オーディエンスの熱狂も最高潮に達して、開幕を今か今かと待ちわびている。

満を持しての使い方・例文

1.人気作家の新作小説が、満を持して発売される。
2.因縁の師弟対決が、満を持して実現した。

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