盗人猛猛しい
「盗人猛々しい(ぬすっとたけだけしい)」という言葉をご存知でしょうか?
日常生活ではなかなか口にする機会もない言葉ですが、2019年初頭に韓国の国会議長が発言したとしてにわかに注目を浴びました。
というわけで今回は「盗人猛々しい」について解説します。
盗人猛猛しいの意味とは
「盗人猛々しい(ぬすっとたけだけしい)」とは、悪事を働いていながら、平然として開き直る態度をしていることを指す言葉です。
「盗人」は、「ぬすびと」とも読みます。
「猛々しい」というのは、凄く強そうなさまを表しますが、この場合は「図々しい、図太い」という意味となります。
盗みのような悪事をしておきながら、図々しく知らん顔を決め込む、または、それを指摘されると開き直る、またふてぶてしい態度をとるような人に対して使います。
盗人猛々しいの類義語
「盗人猛々しい」に似たような意味の言葉として、以下のようなものが挙げられます。
・厚顔無恥(こうがんむち)
【意味】図々しくて恥知らずなこと、またそういう人のことを指します。
【例文】さんざん意地悪なことをしておいて、自分が困ったときには手のひらを返してニコニコすり寄ってくるなんて、どれだけ厚顔無恥な人なの。
・心臓に毛が生えている
【意味】あつかましい、図々しい、怖いもの知らずなどと云う意味で使われます。
【例文】些細なことで怒鳴り込んでくる悪質なクレーマーは、心臓に毛が生えているに違いない。
盗人猛猛しいを使った文章・例文
- 盗人猛々しいという韓国議長の発言が報道された時、日本中の心が一つになったことでしょう”お前が言うな”。