「差し出がましい」とは?意味や使い方を解説!

「差し出がましい」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「差し出がましい」について解説します。

目次

  1. 差し出がましい
  2. 差し出がましいの意味とは
  3. 差し出がましいの使い方・例文

差し出がましい

皆さんは「差し出がましい(さしでがましい)」という言葉をご存知でしょうか。
聞いた限りではあまりいいイメージが浮かびませんが、クッション言葉として重要な言葉でもあるのです。

今回は「差し出がましい」という言葉について詳しく解説します。

差し出がましいの意味とは

差し出がましいとは「でしゃばるような感じ」「余計なことをするような感じ」という意味です。
読み方は「さしでがましい」です。

自分の行動に対して使う場合は、主に相手に進言をするときに使うクッション言葉です。
「差し出がましいようですが」と前置きすることで、「自分の進言は出しゃばりかもしれないが」とへりくだることができます。
もし本当に出しゃばりな進言だったとしても、相手に悪感情を直接的に与えることを避けるクッションの役割を果たします。

他人の行動に対して使うと、それを非難する文脈になってしまうので気をつけましょう。

「差し出がましい」の敬語表現は「僭越」です。読み方は「せんえつ」です。
こちらも「僭越ながら」と前置きをする形で使います。

よく似た言葉に「おこがましい」があります。
こちらは、「差し出がましい」の意味を含みつつ「分不相応である」「馬鹿馬鹿しい」といった意味もあります。
たとえば「結婚式で招待客が白い服を着るのはおこがましい」というような例文なら、「差し出がましい」との違いがよく分かるでしょうか。
「差し出がましい」は「対象から誰かに対して行う行動」のみを指す言葉であり、「おこがましい」はそれよりももっと広い意味で使うことができるのです。

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差し出がましいの使い方・例文

  1. 差し出がましいようですが、その英訳は文法が間違っているので、直したほうが良いと思います。
  2. そのような差し出がましいことは言うべきではありません。

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