意義
「意義(いぎ)」という言葉をご存知でしょうか?
「有意義」とか「存在意義」などよく使われる言葉ですね。
ニュースや新聞などで見聞きする機会も多いのではないでしょうか。
では、いったいどういう意味なのでしょう。
今回は「意義」について解説します。
意義の意味とは
「意義(いぎ)」とは、ある言葉によって表される意味・内容のこと。また、その事柄や行為などが持つ価値や値うちを意味します。
「意」という漢字は、「心」と「音(おと、ことば)」のふたつから成り立っていて、言葉を耳にして気持ちを心で察するという語源があります。
「義」という漢字の成り立ちは、のこぎりの象形である「我」と「羊」を表し、神様にささげる羊をのこぎりで切ることから敬虔(けいけん)な気持ちという意味になりました。転じて「みち」や「正しい」という意味を持ちます。
そして、「意」「義」どちらも、意味や内容・わけという意味を持つ漢字です。
意義の類義語
「意義」の類義語には以下のようなものが挙げられます。
・意味(いみ)
【意味】言葉が示す内容
【例文】「意味」の意味を調べる。
・語義(ごぎ)
【意味】言葉の意味、内容
【例文】語義を考えてみるに、その解釈は間違っていることが明らかだ。
・語意(ごい)
【意味】単語の持つ意味
【例文】英単語の語意を調べる。
・真意(しんい)
【意味】本当の意味、真実の意味
【例文】そののっぺりとした能面のような表情からは、どんな真意も探ることはできない。
・真価(しんか)
【意味】ある事柄に関する本当の値打ち
【例文】彼は、接近戦でこそその真価を発揮するボクサーだ。
意義を使った文章・例文
1.その言葉の本来の意義を知っているなら、そんなことは言えないはずだ。
2.物事の意義というものは、自分自身で見いだすものだ。