「魔が差す」とは?意味や使い方を解説!

「魔が差す」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「魔が差す」について解説します。

目次

  1. 魔が差す
  2. 魔が差すの意味とは
  3. 魔が差すを使った文章・例文

魔が差す

皆さんは「魔が差す」という言葉をご存知でしょうか。

人は誰でも、ふとしたことで心に邪な気持ちが生まれて、判断を誤ることがあるものです。
そんな心の状態を言い表したのが「魔が差す」という言葉です。

今回は「魔が差す」という言葉について詳しく解説します。

魔が差すの意味とは

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魔が差すとは「悪魔が心に入り込んだように、一瞬行動や判断を誤る」という意味です。

本来は理性的で善悪の判断がつく人であっても、ふとしたきっかけで罪を犯してしまうということがあります。

罪と言っても色々で、法律に反するものから、ダイエット中にスイーツや焼き肉に手を出すことまで人によって千差万別です。
この時のことを「まるで耳元で悪魔がささやいたようだ」などとたとえることがしばしばあります。
これが「魔が差す」ということです。

人に「魔が差す」のは大抵、そうしたくても我慢している、心の奥底に秘めた欲がある時です。
普段は理性で抑えていても、ふとした拍子にタガが外れてしまうもの。
上記に挙げた「ダイエット中にスイーツや焼き肉」はまさにその典型と言えるでしょう。

同じような意味を持つ言葉に「出来心」があります。
「魔が差す」との用法の違いはほぼないようです。
ニュアンスの違いとしては、「魔が差す」の方が言外に「責任逃れ」の意図を感じることでしょうか。
「自分の心に悪心が出来た」出来心よりも、「悪魔が心に入り込んでやらせた」という意味の「魔が差す」の方が若干責任転嫁めいて聞こえるように思われます。

魔が差すを使った文章・例文

  1. 試験中につい魔が差して、隣の席の生徒の答案を覗き見てしまった。
  2. なぜ浮気なんてしてしまったのか、魔が差したとしか言いようがない。

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