鳥肌が立つ
皆さんは、「鳥肌が立つ(とりはだがたつ)」という言葉をご存知でしょうか。
日常生活でも使用されることのある言葉なので、見聞きしたことのある方も多くいらっしゃると思います。
この記事では、「鳥肌が立つ」の意味を解説させていただきます。
鳥肌が立つの意味とは
「鳥肌が立つ(とりはだがたつ)」とは、「寒さや恐怖を感じた際に肌が鳥の皮膚のようにブツブツになってしまう生理現象」のことを言います。
急に寒い場所に出たりぞわっとするような恐怖を感じると、人の肌がブツブツになってしまうことがあります。この生理現象を鳥肌と言います。
しかし、最近では鳥肌が立つという言葉の意味も変化しています。
若い人を中心に、寒さや恐怖でなくても、大きな感動を受けた際に鳥肌が立つという言葉を使用する機会が増えています。
国語辞典でも鳥肌の項目に「感動を受けて肌が鳥の皮膚のようにブツブツになる」と解説されているものも多くあります。
鳥肌は本来は寒さや恐怖を感じた際に立つものなので、「鳥肌が立つ」という言葉はネガティブな印象の強い言葉です。
現代では意味合いが変わって来ているものの、ネガティブなイメージを受けてしまう人も多いので、この言葉を使う際には十分な注意を払う必要があります。
鳥肌が立つを使った文章・例文
ここで、「鳥肌が立つ(とりはだがたつ)」を使った例文をご紹介します。
1.心霊スポットを取り上げる番組を見ていたら、あまりのぞわっとして恐怖に鳥肌が立ったよ。
2.生まれて初めて生のオーケストラを聞き、感動のあまり鳥肌が立った。