目くじら
「目くじら」という言葉について解説します。
「目くじらを立てる」という言い回しはみなさんもよく見聞きしたことがある言葉だと思います。
そんな目くじらを立てなくてもいいじゃん…と言った場合の意味はなんとなく分かっているとは思いますが、いざ「目くじらってなに?」と聞かれると「なんだろうね?クジラ?」となる方は多いのではないでしょうか。
ここではそんな「目くじら」という言葉の意味や使い方・読み方などを紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、しっかりと整理、把握してみください。
目くじら(めくじら)の意味とは
目くじら(読み方・めくじら)とは「目尻、目角」「怒った目つき」という意味の言葉となります。
ということで、「目くじらを立てる」は「目尻を吊り上げる」という意味になるので、「そんな目くじらを立てなくていいじゃん」とは「そんな怒った目つきをしなくて(怒らなくて)いいじゃん」となります。
鯨との関係は?目くじらの語源
結果から先に言うと、目くじらと鯨の関係性はゼロです。全く関係ありません。
目くじらとは目尻のことですが、「目くじり」とも言い、この目くじりが変化したものがこの「目くじら」と言われています。
また、「くじら」は物の隅という意味を持つ古語とも言われているのも関係しているとも言われています。
ちょっとした豆知識として覚えておいてみてはいかがでしょうか。
目くじらの使い方・例文
- お母さん、そんな目くじらばっか立ててると、将来シワになるよ!と言ったら叩かれた。
- 目くじらと目からうろこ、両方魚と関係ありそうでないのが面白い。