お盆
日本で暮らす以上、「お盆(おぼん)」という言葉を誰しも一度は聞いたことがあるはず。
夏場になるとテレビや新聞などでも必ず取り上げられる言葉です。そのため、お盆が正確にいつからいつまでの期間のことを指すのか、またどんなことをするのか、いつ行うものなのか、知らないとかなり恥ずかしいことになってしまいます。
ここではそんな「お盆」について詳しくご紹介していきます。
お盆の意味とは
お盆(おぼん)とは、「祖先の霊を祀る行事の一つ」になります。
盂蘭盆会(うらぼんえ)の略語で、盆という言葉も、供え物を置く容器のことを指す言葉になり、
祖霊信仰(それいしんこう)と仏教の概念が合わさった行事で、日本では古来から行われてきたとされています。
全国で広く行われていますが、地域によって内容に差がありますが、親類縁者が一同に介して、墓参りなどを行うのが一般的となっています。
また、新年を祝って渡すお年玉のように、里帰りの際にお盆玉を渡す地域もあります。
お盆の時期はいつ
お盆の時期は、「8月13日から8月15日までの3日間」とされています。
内容には地域差があるものの、毎年決まった日にちが
また、祝日ではないものの、多くの小学校の夏休み期間と重なっており、企業によってはお盆に合わせて夏休みを取り入れている企業もあります。前述の「お盆玉」の文化が生まれたのも、そうした夏休みなどの時期が関係しているとされています。
また、現在のお盆の時期を旧盆とした、新盆の時期も存在しますが、農繫期と重なるために8月15日がお盆の時期となりました。