居丈高
「居丈高」という言葉に就いて解説します。
この言葉を日常会話の中で聞くことはみなさんもあまり無いかもしれませんが、文章の中では時折見かけることがあるのではないでしょうか。
「あの人は居丈高な振る舞いをするので、みんなからよく思われていない」といった感じで使われるこの「居丈高」という言葉ですが、みなさんはこの言葉の読み方、意味はご存知でしょうか。
一度調べてみないことには、なかなか文字だけでは意味を掴むことは難しいと思います。
ここでは、そんな「居丈高」という言葉について、意味、使い方・読み方などを紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、きちんと整理・把握してみてください。
居丈高(いたけだか)の意味とは
居丈高(読み方:いたけだか)とは
- 威圧的な態度をとるさま
- 座った時に背が高いさま
- 上半身を伸ばすようにして、相手を見下すさま
この言葉の本来の意味は2番目の座った時に背が高いさまで、居という漢字は座るという意味を持っていたことからそうなっています。
そこから、「背筋を伸ばして体を大きく見せる」となり、見下すという意味が加えられて、そういった態度が威圧的だということで、もう一つの意味も持つようになりました。
居丈高を使った文章・例文
- パワハラが社会問題となっている今の時代でも、うちの部長は居丈高に命令してくるような時代錯誤っぷりをさらしている。
- まったくの初対面なのに、そんな居丈高な態度を取る人の心境が理解できない。