私儀
「私儀」という言葉について解説します。
なかなか日常の中で見かけることのない言葉だと思いますが、この「私儀」という言葉を見かけるのは、退職届の書き方、テンプレートの中で見かけるのではないでしょうか。
読み方は「わたくしぎ」と読み、いわゆるビジネス用語として一般的には認知されているかもしれません。
この言葉は、退職届のような書き方が大切なものにも使われるので、意味や使い方はしっかりと把握しておいた方が良いかもしれません。
ここでは、そんな「私儀」という言葉について、意味や使い方・読み方を詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
私儀の意味とは
私儀(読み方・わたくしぎ)とは「私こと、私個人のことなどを謙遜した表現で「私の個人のことで恐縮ですが…」といった意味合いで使われる言葉」となっています。
この言葉を使うのは退職届であることが多いと思いますが、使い方としては、行末に使うのが通例となっています。他にも少し小さく書くなどの細かいルールのようなものがありますので、もし私儀を使うことがあれば、確認が必要です。
この私儀の代わりに「私こと」という言葉を使うこともあることから、「私こと」と「私事」を同じと認識している方も多いと思います。
しかし「私こと」は公式文書に使うもので、「私事」はプライベートな表現になっているのでこの二つの違いも併せて覚えておくと良いでしょう。
私儀の使い方・例文
- 私儀、一身上の都合により、来る令和元年8月8日をもって退職いたします