「風流」とは?意味や使い方を解説します!

「風流」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「風流」について解説します。

目次

  1. 風流
  2. 風流の意味とは
  3. 風流の使い方・例文

風流

風流(ふうりゅう)」という誰しも言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。

夏に風鈴や浴衣を見て、「風流だね」と言うことから、「季節もの」と間違って覚えている方も多いのではないでしょうか。
「風流人」という言葉もあるように、実はもっと単純な意味合いの言葉のため、この機会に是非意味を理解しておきましょう。

ここではそんな意外に知られていない「風流」について、意味や使い方などを詳しく解説していきます。

風流の意味とは

風流(ふうりゅう)とは、「みやびで美しいもの」という意味になります。

趣向を凝らした優雅な飾り物や、風情に富んだ美しいものなどを指す言葉で、中世(平安)以後の古くから用いられてきました。祭礼で使うものや、風鈴のような日用品はもちろん、音楽や舞踊のような表現も風流の含まれます。

また、美しいものを指す以外にも、「他人に見せるために作ったもの」という意味合いもあります。

このため、「季節を感じ取れるもの」や「流行に乗っている」として「風流だ」とするのは誤用になります。

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風流の使い方・例文

  1. 初めて彼女の実家に挨拶に行った時、あちこちに風流な置物があって余計に緊張してしまった。
  2. 小さい頃はよく分からなかった伝統舞踊を、大人になってからは風流だと感じるようになった。
  3. 風流人な祖父は、どこに行くにも着物を華麗に着こなして出掛けていた。
  4. 風流を鼻にかけている料理店は、値段が高いだけで、本当は美味しくないんじゃないかと疑問に思ってしまう。

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