「根本」とは?意味や使い方を解説!

「根本」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「根本」について解説します。

目次

  1. 根本
  2. 根本の意味とは
  3. 根本を使った文章・例文

根本

皆さんは「根本」という言葉をご存知でしょうか。

物事が成り立っているおおもとに関して言及するときに、よく「根本的に」という前置きをします。
読み方は「こんぽんてき」ですが、「根本」は「ねもと」とも読める通り、植物の根っこが語源となっている言葉なのです。

今回は「根本」という言葉について詳しく解説します。

根本の意味とは

根本とは「植物の根のあたり」という意味です。そこから派生して「柱など、立っている物の付け根の部分」「物事が成り立っている基盤になるもの」「物事の起こり。始まり。最初。」という意味でも使われています。
読み方は、「こんぽん」ですが、最初の意味と二つ目の意味の時のみ「ねもと」とも読みます。
読み方が「ねもと」の時のみ、「根元」とも書きます。

また、江戸時代の歌舞伎用語で、上演される際の基準になる帳面を清書したものを正本といいますが、これを上方では「根本」と呼んでいました。
この場合は「ねほん」と読みます。

いずれの場合でも、根は植物が伸びる始点でありそれを支える基盤でもあるという様子から連想して「物事の基礎」「始まり」といった意味を持った言葉が「根本」です。

「根本」は口に出して言う場合は分かりやすいのですが、漢字で書く場合は読み方が複数あることなどから、場合によっては別の言葉に置き換えたほうが無難なこともあります。
置き換えられる言葉は、使われている意味や文脈によって「根元」「由来」「前提」「起源」など様々です。
うまく使い分けましょう。

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根本を使った文章・例文

  1. そもそも、この話は根本が間違っている。
  2. この問題を解決するには、根本的な制度の見直しから始めなければならない。

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