「枚挙に遑がない」とは?意味や使い方を解説!

「枚挙に遑がない」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「枚挙に遑がない」について解説します。

目次

  1. 枚挙に遑がない
  2. 枚挙に遑がないの意味とは
  3. 枚挙に遑がないを使った文章・例文

枚挙に遑がない

皆さんは「枚挙に遑がない」という言葉をご存知でしょうか。

まず漢字の読み方で引っかかる方は多いでしょう。「まいきょにいとまがない」と読みます。
「遑」ではなく「暇」なら分かるかもしれませんね。

今回は「まいきょにいとまがない」という言葉について詳しく解説します。

枚挙に遑がないの意味とは

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枚挙に遑がないとは「沢山ありすぎて、いちいち数え上げることができない」という意味です。

「枚挙(まいきょ)」とは、「一つ一つ数え上げること」という意味です。

「遑」は「いとま」と読みます。
意味は「暇」という漢字と同じ「ひま」と、正反対の「あわただしい。あわてる。」の二つが存在します。
他の読み方は、音読みで「こう」、訓読みでは「ひま」「あわ・てる」「あわただ・しい」となります。

ここでの意味は「ひま」の方なので、「遑」の代わりに「暇」を使って「枚挙に暇がない」と書くことも可能です。
「遑」は常用漢字ではないので、「暇」の方が使われることが圧倒的に多いです。

「枚挙に遑がない」は、「数えきれないほど沢山ある」という意味ですが、良い意味でも悪い意味でも使うことができる言葉です。
優秀なスポーツ選手を称える言葉として「その活躍は枚挙に遑がない」という形で使うこともあれば、「交通事故による死傷者は枚挙に遑がない」という形で使うこともあります。

枚挙に遑がないを使った文章・例文

  1. 彼の発明が世にもたらした功績は、枚挙に遑がない。
  2. 自らの保身で身を亡ぼす事例は、過去の事件や事故から枚挙に遑がない。

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