ジャッカル(流行語・ラグビー)
「ジャッカル」という言葉について解説します。
ジャッカルは本来は狼に似た小型の動物の名前ですが、ここではラグビーのテクニックである「ジャッカル」について取り上げていきます。
アジアで初の日本で開催され、50%近くの視聴率を叩き出し、日本全国をラグビー熱で包んだラグビーワールドカップ。
勝利を重ねるごとに連日メディアではラグビーのルールや用語を丁寧に解説していましたが、中でも話題になった言葉の一つが「ジャッカル」です。
試合中ではこのジャッカルという技が決まると会場が大盛り上がりになるのですが、ではジャッカルというラグビーの技はどのようなものなのでしょうか。
ここではそんなジャッカルとはどのようなものなのか紹介していきます。
ジャッカルの意味とは
ラグビーのジャッカルとは「倒れ込んだアタック側の選手からディフェンスの選手がボールを奪うこと」です。
日本代表の中で、このジャッカルを得意技として話題となったのが姫野選手です。
試合の大切なところで得意技のジャッカルを決めてチームを救う姫野選手は大きな話題となりました。
姫野選手=ジャッカルと覚えた方は多いのではないでしょうか。
ジャッカルとはどんな技なのか
姫野選手の得意技「ジャッカル」
意味だけ見ると単純で簡単そうですが、実はとても大変で、難しいプレーと言われています。
なぜなら、倒れたアタック側の選手はボールを体で隠しながら素早く手放しますし、倒れた選手を守るために何人ものアタック側の選手がディフェンスを弾き飛ばすタックルを仕掛けてきます。
ラグビーは膝をつきながらプレーすることは反則なので、そういった状況の中、相手のタックルに倒れず耐えながら、相手が守るボールをもぎ取るという強靭なフィジカルを必要とする難しい技がジャッカルです。